伊賀地区観光情報

余野公園

鈴鹿国定公園の特別地域に指定されている余野公園は、約5ha、15,000本のつつじが自生する関西随一の名所であり、約200年の年輪を数える老松と約2haの芝生のコントラストが美しい。東海自然散歩の要所で、最近ハイカーの訪れも多い。圏内には、萩、紅葉、桜が植えられ四季を通じて楽しむことができます。


芭蕉公園

俳聖芭蕉は、天保元年(1644年)、現、伊賀市柘植町拝野に生まれました。明治26年、翁200年忌を記念して、福地城跡に持主の芭蕉宇八郎氏から土地の奇贈を受け、当時の村が芭蕉公園として後世に残した。園内には「故郷や臍の緒に泣くとしの暮」の句碑があります。毎年11月12日に芭蕉のしぐれ忌法要があり、俳人や歴史探訪の人々で賑わいます。


霊山寺

山岳仏教の盛んな時代に創建された寺であり、天台宗より黄檗宗に改宗されました。本尊十一面観世音菩薩は寄木造りで、江戸初期の作りです。他に普賢菩薩や平安時代のに銅鏡が保管されています。霊山参道周辺には石仏が並び、霊験あらたかな雰囲気が漂う。県の天然記念物に指定されているオハツキイチョウも古寺に似つかわしい。また、春は桜見物で賑わいます。


白藤滝

この滝は、生い茂る樹木の間に高さ15mの落差、水量は年中豊富で夏は涼を求めて賑わいます。上流には、二位の滝、三宝の滝もあり、清流にはあまごが生息しています。特に、この滝川に沿った渓谷は秋には紅葉し、ハイカーが多く訪れます。


横光利一

横光利一は、明治31年(1898年)に福島県に生まれるが、小学校1年生から4年生までは母の実家の伊賀市野村に住み、現、柘植小学校に通学していた。後、大正12年小説家として文壇にデビュー、川端康成と共に新感覚派運動を展開し、ついで新心理主義文学に移った。彼がよく登って物思いにふけったという小さな丘には利一の「蟻臺上に飢えて月高し(ありだんじょうにうえてつきたかし)の句が書かれた文学碑と、川端康成の解説碑が建てられている。


イベント情報

・4月中旬  霊山さくらまつり(霊山寺境内及び周辺)

・5月初旬  余野公園つつじまつり(余野公園内)

・11月3日 滝山渓谷もみじまつり(白藤滝周辺)